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「只今を持ちまして、超能力訓練学校の全過程を終了とします。皆様、これからのより一層の精進、ご活躍を期待しております。以上!解散!」
学校長の話を聞き終えた卒業生たちは、ぞろぞろと席から立ち上がり体育館から出て行く。その中で1人、その場から動かない少年が1人いた。
彼は黒田 白(クロダ ビャク)。
この学校を首席で卒業した優等生である。
白(さて、ようやくここまで来れた。ここからは世界を取るために動いて行かないとな。)
1人その場にとどまっている白を心配して、先生がやって来た。
先生「白さん。どうしたんですか?」
白「あ!すいません。卒業式に感動しちゃって...。今までお世話になりました。」
先生「今まで本当に頑張りましたね。あなたには、これから様々な偉業を立てて下さると期待してますよ。」
白「はい!ありがとうございます。期待に添えるように頑張ります。それでは今日はこの辺で失礼します。」
そう言うと白は自宅へ向かって帰って行った。
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