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3人が仲良く順番に鍋の中身を取っていく。
少し拗ね気味の由良だったが、食べ終わる頃には機嫌も直り普段通りになっていた。
そしてデザートと称して、半径数cm程のケーキを1人で食べている。
「よく食べるねぇ~。太っても知らないよ~?」
由良は、冗談混じりに言う瑠華をスルーしながらケーキを食べ続ける。
「お風呂の準備が…あら?由良さんったら…(苦笑)」
お風呂の準備のために席を外していた沙耶が戻ってきた。
その頃にはケーキの姿は、何処かに消えていた。
代わりに由良の口元には、スポンジの欠片がしっかりと付いていた。
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