34人が本棚に入れています
本棚に追加
「俺らも休憩……って、何も書けてないじゃん、批評」
うっ。
「む、難しいんだもん……」
考えれば考えるほど悩んでしまって、上手く書けなくて。
「メディックー! 笹沼、ヒットー!」
「あ、はーい!」
こっちの方でも忙しかったりしたし。
「この二人、印足しといて」
と、立花君は碧君と二年生二人の名前をとんとん、と指で差した。
「ペナルティ」
畑の真ん中に複数の小さなフラッグがあるので二つのチームは両サイドの小森から畑に向かってくる。
その畑で作業をしていた立花君を攻撃してはならない、という特殊ルールがあった。
畑にビービー弾が撒かれても困る、というのが生物部に意見だったので、水鉄砲での攻撃だけれど。
あと畑の盛り土も踏んではならない、というルールもあって。
最初のコメントを投稿しよう!