第7章

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「俺らも休憩……って、何も書けてないじゃん、批評」  うっ。 「む、難しいんだもん……」  考えれば考えるほど悩んでしまって、上手く書けなくて。 「メディックー! 笹沼、ヒットー!」 「あ、はーい!」  こっちの方でも忙しかったりしたし。 「この二人、印足しといて」  と、立花君は碧君と二年生二人の名前をとんとん、と指で差した。 「ペナルティ」  畑の真ん中に複数の小さなフラッグがあるので二つのチームは両サイドの小森から畑に向かってくる。 その畑で作業をしていた立花君を攻撃してはならない、という特殊ルールがあった。 畑にビービー弾が撒かれても困る、というのが生物部に意見だったので、水鉄砲での攻撃だけれど。 あと畑の盛り土も踏んではならない、というルールもあって。
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