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....崖に...。
ぴんときた俺は女子に叫んだ。
「俺が自殺するとでも思った―!?」
「...違うの?」
ちげぇよ!!!
実はこの崖には、銅像がたっている。
タイトルは《心友》。
一見するとただ男女が寄り添い座ってるだけなのだが、俺にはもっと何かがある気がして仕方ない。
それをスケッチしたくて。
「とりあえず、降りてきなよ―!!」
俺が降りなければ彼女はそこをどかない気がして
「...わかった」
俺は崖をおりた。
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