第一章 ナイルの川岸で
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自分も鍛冶屋の仕事を手伝いたかったものの、 「女は駄目だ」といって一向に手伝わせてくれる気配はなく、常日頃不満に思っているほどだった。 父は数人の弟子と共に、日が暮れるまで家の裏の小さな作業場で剣作りに精を出す。 父の仕事はとても評判がよく、時に宮殿の仕事を請け負うこともあった。 しかし特に豊かな生活をしているわけではなく、ごく一般的な庶民の生活をしていた。
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