番外編、収録後のみんな

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はーい、カットー! 主人公「おつかれっしたー」 勇者「おつですー」 天使「お疲れ様です」 魔王「あー、疲れたぁ。おつでしたー」 吸血鬼「あ、皆さんお疲れ様です。今最後のカット撮ったとこですか?」 主人公「うん、そだよー。吸血鬼君もお疲れ様でした」 天使「吸血鬼君の役大変だよねー。あんな怖い表情に、言い辛い台詞だもん」 吸血鬼「いえいえ、迷惑かけないようにするのが精一杯ですよ」 魔王「勇者さんは、武器屋のとこでNG連発してましたもんね」 勇者「台本何回も読んだんだけどねー、あそこ難しかったよー」 主人公「俺は横で聞いててヒヤヒヤしてたよ」 吸血鬼「僕はスタンバイしてからがやたら長くて何事かと思いましたね」 主人公「勇者が成功させないと、吸血鬼君の出番回らないもんねー」 天使「けれども、とりあえずは一通り終わった感じですかねー」 魔王「そうですね。やっとプロローグが終わったくらいですか」 主人公「こうやって、キャスト全員で打ち上げ出来るのは、次はいつになるかねぇ」 吸血鬼「そう言えば、他の皆さんはどうしたんでしょうか?」 勇者「そろそろ来るんじゃない?」 ……ガチャッ 主人公「お?」 邪神「おつかれー」 神様「すみませーん! 遅れちゃいましたか?」 主人公「いや、まだ時間よりも前だよ」 神様「はー、良かったです!」 邪神「まだみんな来てない感じかな?」 主人公「そうっすね。邪神さん、酒とかは?」 邪神「あー、みんな揃ってから頼むよ。ありがとね主人公君」 吸血鬼「お疲れ様です」 天使「お疲れ様でした」 勇者「おつです!」 魔王「おつでした! 神様ちゃんもお疲れ様ー」 神様「魔王ちゃん! 早かったんだねぇ」 魔王「天使さんたちと直行だっからねー。神様ちゃんは、なんで邪神さんと?」 神様「ここ来る途中に、たまたま会って」 邪神「そういうこと」 神様「あ! 邪神さん、本編ではあのような高圧的な台詞を山のように……」 邪神「ははは! 気にしてないって、律儀な子だなー相変わらず」 主人公「あくまで演技だから、そのへんは大丈夫っしょ」 邪神「そうそう」 神様「いや、本当すみませんでした……」 邪神「いいってばー」
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