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お嬢様「はぁぁ！」
天使「なんのっ！」
ガキュイィン！
お嬢様「遅い遅い！」
ヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュ！
天使「ちぃっ！ 手数が違うな……インセクターの笑い方みたいな効果音だ」
お嬢様「ひょひょひょ！」
天使「超級魔法【ライトニング・エスパーダ】」
お嬢様「んなっ！？」
カッカッカッカッカッ！
ドドドドドドドドドドドドン！！
天使「ライトニング・エスパーダは手数と発生速度に優れます。よく避けることが出来ましたね。もう一回遊べるドン」
お嬢様「スピードには自信あるからね。あの程度の速度じゃ避けるのは容易い」
天使「あなた本当に人間ですか？」
お嬢様「その目で確かめなぁ！」
ギィンギィンガイィン！
バシィンドシィンズバババ！
ヒュヒュヒュヒュズオキキキキン！
天使「効果音だけで何が起きてるか分からないみんな！ 私も分からない！」
お嬢様「考えるな、感じろぉ！」
天使「やはりあなたを選んで正解でしたよ。たまにはこういう戦いがなけりゃ、身体も実力も鈍ってしまう」
お嬢様「まあ、あの勇者じゃ相手にならないだろうけど。一緒にいる男は？」
天使「相手にしてくれません。実力は大体互角かあっちがちょい上だと思いますが」
お嬢様「それで私に白羽の矢が立ったってわけだ！」
天使「コレクト、その通りです！」
お嬢様「上等っ！ 私も久しぶりに本気が出せる」
天使「楽しいですねぇ」
お嬢様「違いないな」
天使「さあ！ その力を存分に見せてください！」
お嬢様「次で決めてやる！」
天使「ただしその頃には、あんたは八つ裂きになっているだろうがな！」
お嬢様「この技！ この力！ とくと見よぉぉぉ！！」
天使「天界奥義【天網恢々疎にして漏らさず】！」
お嬢様「殺戮遊戯【デッド・オア・アライヴ】！」
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