夏の終わりに

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「トオル……?」 「ちょっと詰めてよ、ナツキ」  そう言って  強引に隣に腰をおろす男は  どう見てもトオルにしか  見えなかった。  いや、そんなはずはない。  隣の男が  トオルであるはずがない。  なぜなら私は  今  トオルの墓参りに行く  途中なのだから! .
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