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サフランがお父様と話していた。
「ディアデム様は、ブレーズ様のこと気に入ってらっしゃるのでしょうか?」
「あれは、生まれた時からの巫女だ、力を失いたくないだけだ愛などないのだ」
王と秘書がそう言っていた。
「父様、ディアデム様が婚約しようとしている相手って杖の騎士なんでしょだったら、いっそ、杖の王子の方がよかったのに」
「神様は何を考えているのか?」
「わからないわ」
最後は黙って聞いていたサフランが残念そうに言う。
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