プロローグ

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ある世界の一つの大陸は四つの力に分かれていた。  聖杯の国は水、杖の国は火、剣の国は風、コインの国は土のエレメントを授かった。  ある日、予言者プロフェルは火が消える夢を見た。  そして、火を消さないためには、火が水を仲間に加えることしかないだろうと出た。  そこで、水の国の長女を火の国へ渡すことになった。  水の国も、火の国の男児と長女との結婚を許した。   予言者、プロフェルは、その結婚を何としてでも成功させるのだと、大勢の民の前で大声で言った。    しかし、長年の敵対意識があり、それは消えることはなかった。予言者プロフェルは国を追われ、森へ逃げ込んだ。  国王は予言を恐れ、生まれたばかりの火の国の次男と、水の国の生まれて間もない長女の正式な婚約を認めたのだった。
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