ディアデム

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 ブレーズが同情しながら。 「バストン、大変だな」  と苦笑い。 「ブレーズ、私も、杖の王子でなければ責任を取ることをしただろう、しかし、国のためディアデムにあきらめてもらうしかないだろう」 「そうか、ディアデムは美人だけどな」 「私には、サフラン姫がいるだろ?」 「ああ、いる」 「はあ」  ため息をついた。
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