いつか王子様が

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そう。 私をすくいあげるその言葉はきっと 今日も、明日も、その先も いつまでも変わらず私を縛り続けていくのだろう。 幻の「幸せ」をまとって。 きっともう、前にも後ろにも どこにも進むことはできない。 果たしてそんな私に、この二本の足は必要なのだろうか。
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