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そんな事を思いながら、自分の服を触っていく。
とても軽いが、マントの中にはいろいろなものが着いていた。
いろいろな銃が至る所についており、中には手よりも小さいもの
があった。
剣は肩に担ぐ長剣と、小ぶりの短剣も付いていた。
「俺は異空間に、持ち物置いてるんだけど。
最近ポイポイ入れすぎちゃって、そのぐらいは持っててくれる?」
「ん。わかった、軽いし全然おっけー」
そんな事を思いながら、屋上のドアを開けた。
~In 廊下~
「なんか雰囲気かわった…さっきよりどんよりしてるな…」
「魔王に気づかれたな…」
と言った瞬間、目の前に敵が降ってきた。
『スライムが現れた!』
「?戦う?
逃げる?」
「…ゲームじゃん……」
「いや―ゲームのほうがわかりやすいかなと思って?」
澪はハァっとタメ息を吐くと、
そのままスライムに近づいて行った。
そしてそのままスライムを踏んだ。
「え?」
そのままゲシゲシと踏みまくる澪。
「え、ちょっ」
『スライムに39のダメージ!スライムが倒れた!
澪の経験値が5上がった!」
「よし…」
「いやいやちょっと待て!?なぜに足!?
せっかく銃もあるし剣もあるんだけど!?」
そう澪にまくしたてると、うるさそうに耳をふさぎ
やれやれとでもいうように顔を横に振った。
「足でけったほうが早いじゃん?」
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