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放った光の軌跡は目標の木に当たると爆発して
大木とも言える木がいとも簡単に折れてしまった
優「うわぁ…」
基礎の魔法でこの威力、これの応用が効いた時、どんなえげつない事が出来るのだろうか
想像すると背中に薄ら寒い物が走る
クロ「今のはかなり単純だが、最も多く使う事になる魔力衝撃という魔法だ、よし次は少しばかり出力を上げて撃ってみろ」
説明を受けて頷いた僕は再び杖を前に構えてイメージする
再び宝玉が輝き今度は小さく円を描いて魔力を少し多く…おお…くっ!?
優「あわわっ、こ、コントロールが!?」
クロ「どうした、優!」
優「わ、わかんないっ、出力のコントロールができなっ!」
宝玉の輝きが凄まじい程になってきた瞬間光の軌跡が放たれるそのまま地面に尻餅を付いてしまう僕
軌跡は高速で目標に向かいぶつかっ!?
ちゅどむ
えらくコミカルな音とは正反対に目の前では光のドーム型の大爆発が起こっている
僕が放った魔力はその中でスパークを繰り返しまるで太陽が降りてきたかの様な大爆発が起こっている、それも目の前で
クロ「…っ」
これにはクロもただただ唖然とするしか無かった
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