魔法少女としての日常の始まり

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丈「奏、あそこでボディブローは流石にどうかと思うぞ」 奏「ならしれっと追いついて来ないでもらえませんかねえ」 校門で登校記録をしていたいいんちょと別れ校舎内の下駄箱で合流した丈君と話す僕 というか結構良いのが入ったと思ったが思ってた以上に不死身なのだろうかこの男は 下駄箱から上履きに履き替えた所で違和感に気付く 周囲を軽く確認すると周りがざわめいている、どうやら僕が原因ぽい 奏「(まあ、しょうがないか…)」 ふう、と溜息を付いて教室に行こうとしたら数人の小声が聞えてくる 男子生徒A「まさか…この連休中に髪を伸ばして可愛さを上げてくるとは…」 男子生徒B「ああ、恐ろしい奴だぜ神薙奏、後で丈に頼まなくちゃな…」 ??「これは…反則級の…天使すぎます…」 女子生徒「これは新刊が待ち遠しくなってきたわね…」 思わずずっこけそうになるのをこらえながら 階段に向かう、というか今先輩の声が聞こえた気がするのだが、気のせいだろうか 丈「はは、有名人だな奏」 奏「誰の原因だと思ってんですか誰の」 僕が半眼で丈君を睨み付けるといきなりそっぽを向いて口笛を吹き始めた 今度じっくりと話し合う必要がありそうだ
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