魔法少女としての日常の始まり

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-キーンコーンカーンコーン… 丈「昼飯一緒に食べようぜ、優!」 委員長「私も良いかな~?」 もはや恒例の如くお昼ご飯の時間になると来る二人とのお約束である 僕も母様手作りのお弁当を取り出す、今日はから揚げを主体とした弁当だった なにか変な仕掛けが無くて安心である 丈「いや~、本当に良かったなぁ、通り魔とやらが捕まってよ」 丈君が焼そばパンを頬張り咀嚼して飲み込んで言った言葉に 内心ドキッとしながらも平常を保つ 委員長「本当にね、被害者の人も快方に向かっているみたいだし、本当に良かったね」 弁当を食べる手を止めてふんわりと微笑むいいんちょ 丈「な、優もそう思うよな?優?おーい」 優「うえっ!?え、ええ、そうですね…本当に良かったです」 いけない、色々な事が起こりすぎてボーっとしてた 丈「…本当に大丈夫か?朝のHRからどこかおかしいぞ優」 委員長「身体の調子が悪いなら次の授業お休みして保健室で休んだ方が良いんじゃない?」 いいんちょに丈君が心配そうな表情でこっちを覗き見てくる 優「あはは、大丈夫ですよ二人とも、ちょっとばかりボーっとしちゃっただけですから」 ??「いや、体調が悪いなら休むべきだぞ優」 その声がした瞬間身体が強張る確か次の授業は体育でスポーツバックを持ってきた そしてその声の主はそこから聞こえた気がする 委員長「あれ、今の声ってどこから…」 優「あ、あはは!やっぱりちょっとばかり調子が悪いみたいから次の授業、お休みします!」 言うやいなやすぐさま脇にかけてた丸型のスポーツバックを手に取って急いで教室を後にする 委員長「あっ優君!?」 びっくりした表情のいいんちょを尻目に僕は学校のとある場所を目指す あそこなら多分誰も来ないはずだから
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