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貴方と会えるのはこんな月明かりの夜だけ。
貴方が私に触れれば、私は我を忘れて貴方にしがみつく。
貴方はそれに応えるように、私を快楽へと導いてくれる。
『今夜は静かだね』
スプリングの軋む音と私の口から洩れる声だけしか聞こえない。
『今日は誰がいるの?』
重いリズムを打ちつけながら、私に問いかける貴方。
「…っあん……ふ、婦長と……」
答える事をさせないのようになのか、貴方のリズムが激しさを増す。
『まだ冷静でいられるんだ』
貴方は面白そうに、そう呟き、私の両足首を高く上げた。
マットから腰が浮かされる。
そして深く深く貴方が私の中に沈んで……。
「…あっ…ダメっ…あん……」
声を我慢する事を忘れ、貴方に懇願した。
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