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・・・ほんとついてない。
二度も彼氏の浮気現場に遭遇してしまうなんて・・・私って本当についてない。
「・・・ごめん、望。みんなのとこ行こっか。待ってるもー・・・」
立ち上がろうとしたのに。
うまく立ち上がれない。
声を出しても、掠れてる。
さっき自覚した、望への気持ち。
でも。
一緒に生活してきて、一緒に３年間過ごした彼氏が浮気していた。
・・・私はそんな人と、体を重ねてたの？
私はそんな人と・・・婚約を・・・。
『楽しみだな。』
明日の旅行をー・・・。
・・・目の前が、真っ白になった。
「・・・望・・・家に・・・帰りたくないよぉ。」
目の前にいた望の胸に飛び込んで、泣きわめく。
・・・私、ちゃんと航のこと好きだったんだなって・・・思った。
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