プロローグ

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キンキラキンに、さりげなく。 だってそうだろ?堂々と出来ないよ。 学校という場所では、キンキラキンにする場合は さりげなく、さりげなくした方が、将来のために有望なんだってさ。 でもそれって、何か おかしくないか? それは、この国に産まれる人種の髪の毛の色が、基本的には黒色という性質だから 後から黒色以外の色に、自分の手で変えたら駄目だ。って事か。 光の三原則によって目に映る、色。 その目に映る髪の色が、黒色じゃないと駄目。って事か。 小っちぇーな。 じゃあ、産まれた時から元々キンキラキンの国、アメリカとか フランスとか、イギリスだったら、怒られないのか? しかし俺が今 住んでいる所は、キンキラキンにしたら、先生という名の大人に怒られるんだよ。 ま、俺は別に平気だけど。 あっ。でも、生徒指導は女の先生にしろよ。 なぜって? じゃあ教えてやるよ。 俺の名は上城、優。 『キンキラキンに、さりげなく。』
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