第5話

2/27
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/27ページ
「えっ、私?」 ある日の放課後。 華乃は、一人の男子生徒に『呼び出し』されていた。 「は、はい!僕、前々から花園さんのことが好きでした…!僕と付き合って下さい!」 勢いよく頭を下げたからか、男子生徒のメガネが地面にガシャンと落下した。 「うわぁっ!」と言いながら、慌ててメガネを拾う彼を、華乃は複雑な気持ちで見下ろしていた。
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!