第1章

5/6
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
『だったら騎士になればいい』 誰…!? 頭の中で知らない男の人の声が響く 『君は知らないのかい? あの絵本にはまだ続きがある』 続き…? そうだ、あの絵本にはまだ続きがある でも思い出せない 『思い出そうとしなくていい 君はただ、騎士になればいい』 何で騎士? 『絵本に出てくる騎士が君に似ているからだよ』 私みたいに弱くて無力な人なの? 『違う違う 君みたいに元気でみんなをまとめることができる人だよ』 私、そんなこと出来ないよ
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!