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映画を見たり、夜景がキレイな山へドライブに行ったり。
付き合って3か月を目前に控えた今も、彼女は俺の傍から離れない。
別れを切り出されるタイミングを逃してしまったのか?
『予定変更です。一度姿を消しなさい。そして植木いおりを捕食しなさい。そして性に溺れるように仕向けて下さい。店は決めてあります。期間は1ヵ月。宜しく』
高木さんの冷たい声が携帯から聞こえてきた。
俺は言われたように、彼女の前から姿を消した。
そして、彼女が悲劇のヒロインになりきった絶頂の頃、夢のような登場をし、彼女を山荘へと連れて行った。
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