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幸樹は、ご飯を食べ終え自室に帰ってきた。
「とりあえず、寿人に電話してやるか。せっかくバイト見つけてくれたみたいだしな」
幸樹は携帯を取り出し、寿人に電話を掛け始めた。
「もうすぐ８時過ぎだからな、寿人もご飯食べ終えてるだろう」
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ………ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ………ガチャ
「おう幸樹か！お前返事すんの遅いだろ。」
寿人は何故かかなり興奮しているようだった。
「寿人、まあまずは落ち着け。早口過ぎて聞き取りづらい。一度深呼吸をしてみろ」
寿人をなだめた幸樹は、バイトの内容を聞いてみる事にする。
「幸樹、最近開発が進んでいる新型のゲームって知ってるか？」
もしかしたら今日飯食べながら見たゲームかなと幸樹は思い出して、
「もしかしたら今日ニュースでやってたやつか？なんか精神飛ばしてゲームの世界に入るとかなんとか。見た感じかなり面白そうだったけどな」
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