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「そう、そのゲームだよそのゲーム!!実は、そのゲームのテストプレイヤーが募集中でさ、結構募集人数の枠が厳しいて聞いてたから、複数応募してたらさ3人分当選しててさ、俺とお前で登録しようぜ」 寿人は興奮しながら、そう幸樹にまくしたてた。 幸樹は、たしかにやってみたいという気持ちはあったが、 「寿人、それは良いんだけど、バイトの話しはどこにいったんだよ。お前メールでバイトあったって言ってたよな?」 寿人は、馬鹿だなと呟いて、更に説明してきた。 「そのゲームのテストプレイ事態がバイトなんだって。因みに日給15000円だってさ」 破格だよな~と、寿人は、電話越しで嬉しそうな声を出していた。 たしかに高校生にしては破格のバイト料だな、と幸樹も納得した。しかもあのゲームは、ニュースで見た時から少し惹かれる物があった。やってみたいと幸樹も思っていたし、しかもそれがバイトになるのなら一石二鳥だなと思った。
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