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「違うよ。さっき見たニュースでやってたゲームあっただろ。皐月あれやってみたいって言ってなかったか?」 それを聞いた皐月は、読んでいた漫画を横に置いてばっとこちらを向く。 「え、もしかしてあのご飯食べてた時に宣伝してたゲーム?やりたいやりたい」 実は、皐月はかなりのゲーマーであったりする。様々なゲームに手を出していて、今でも部屋のあちこちにゲーム機が錯乱していた。 とりあえず俺は、寿人から聞いたバイトの話を皐月に話した。あと最後にパンツ丸見えの事も注意した。因みに黒だった。 話を聞き終えた皐月は、 「やるやる絶対やる。あんな最新ゲーム出来る上にバイト代まで貰えるとか、最高だよ~。もう無理って言っても、絶対付いて行くからね」 皐月は、目を輝かせながら最新のゲームについてあれこれ妄想しているようだった。因みにいくら注意してもパンツは丸見えのままだった。皐月曰わく、 「良いじゃん、兄弟だし減るもんじゃないし、人前ではちゃんとするから」 との事だった。俺は皐月におやすみと言って部屋から出た。
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