ぬらりひょん少女

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★ 雄也の家を出たぬらりひょんは秋葉原駅から少し離れた公園のベンチに腰掛けていた。 わかていたことだ。なのになんで自分はこんなに憂いているのだろう。当然なのだ。彼は霊感があって自分のことを視えるからといってやはり妖の類は人間にとって不気味なのだろう。様々なネガティブな感情がぬらりひょんの胸の内をさまよった。ぬらりひょんのなかで雄也との時間をまだ過ごしたいという気持ちがあった。
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