爽やかな笑顔の変態

12/39
前へ
/408ページ
次へ
言って後悔した。 だって、相手は爽やかな先輩といえど、一応は年上で、 ここは誰もいない密室空間であり、 もしかしたら、ヤンキーかもしれない相手に向かって、生意気な事を言うなんて… ぎゃーーーー 殴られるーーー そう考えた途端、一気に血の気が引く。 「…というのは、冗談で…… あ、先生が呼んでるので、失礼します。」 先輩の方は見ずに、逃げるように、保健室を飛び出した。 我ながら完璧なフォローだったと思いながら、教室に戻った。 「さっき、リアル変態王子を間近で見てしまった。」 休み時間に久美に話すと、 「リアル変態王子ってネーミングがキモいな。」 …まぁ、確かに。

最初のコメントを投稿しよう!

137人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>