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一口食べれば、口の中に香ばしい味が広がっていく。
「んんー!やっぱ美味い!圭の作るご飯大好き。」
「そんな大したもん、作ってないって。ほらほら!遅刻するから早く食べろー。」
「はーい。」
そうやって、さりげない謙遜とか、デキる男!って感じ。
俺料理出来ないんだよなぁ…。
なんでこんな違うんだろ?幼馴染みなのになー。やっぱイケメンだからかな?イケメンってやっぱり得だ。
そんなことを考えながらホットケーキを胃に納め、歯を磨いて、制服に着替える。
「咲也ー?着替え終わったぁー?行くよー!」
「あ、待って、今行くー!」
常に俺の事ちゃんと考えててくれて、まるで圭は俺のお母さんみたいだ。
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