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…っていうか眠い。頭が重い。
隣をみると圭もうとうとと眠たそうにしている。
視界もぼんやりと霞んでいて、瞼にのしかかってくる重圧に逆らう気もなく、浅い眠りに引き込まれようとしていた。
「…ってか体育館あったか過ぎなんじゃボケー。どんだけ俺を眠らせたいんだー…。」
「いつもの饒舌にもキレが無いよー…。」
「や、圭も人のこと言えないだろーよー…。」
いつもの相棒とのやり取りもキレがなくなるくらい、睡魔に襲われていた。
ーーもう本当に寝ちゃおうかな…。
現実と夢との間をうつらうつらと漂っていたその時。
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