Ⅸ 毒林檎

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ひどい悪戯っ子。 いつだって確信犯。 「そうだよ。僕は自分より可愛い子がいたら『ごめんなさいね』って言いながら毒林檎を食べさせる」 「だろうね」 笑い転げて震える肩先に口づける。 「いないよ」 「え?」 「君より可愛い子なんて……いない」
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