XI デュエル

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幾ら求めても咎められることはない。 他人に奪われることもなかった。 甘い声音は一昼夜 僕に愛を囁き。 「和樹……」 赤い唇は幸せそうに 常に僕に微笑みかけていた。 「和樹……」 そして細い指は僕を慰め 泣けばいつまでも側で寄り添ってくれた。
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