大晦日のひとり

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前回の更新から1ヶ月経っていたことに驚きつつ、お久しぶりです。華不朽です。 さて現在私は京都におります。 小説家になったことで職を失ったため(うちの会社、副業禁止)、再就職のための転職活動を終え、1ヶ月の間ニートなのです。 東京から実家のある熊本まで、車で縦断の旅を敢行中であります。 このエッセイの最初の方で、大学卒業後の目標は、夏休みを作ることと書いてあります。 7月いっぱい休みは、立派な夏休みでしょう。ここに、目標達成を高らかに宣言しておきます! さて、刊行された『火神子 天孫に抗いし者』にちらほらとレビューがつき始めました。賛否両論あり、お褒めの言葉は飛び上がるように嬉しいですし、否定の言葉はこれからプロとしてやっていく上で途轍もなく参考になります。 貴重な時間とお金を割いてくださった意見なので、全てが嬉しく感じます。 それでですね、日本には日本歴史時代作家協会というものがありまして、そこが毎年新人賞を出しているのです。 デビュー3年以内の作家の作品がノミネートされ、競うというものです。 それに『火神子』がノミネートされたようで、喜んでおります。が、喜んでばかりいられないのが、そこでぶつかることになる作品は、全てプロのものでありかつ、どの人も何かしらの賞をとっている人です。 とくに大塚已愛(おおつかいちか)さんなどは、去年の日本ファンタジーノベル大賞とキャラクター小説大賞をダブル受賞されており強敵です。 他にノミネートされた方も優秀。ホッとできない世界であります。が、逆に考えれば同期のライバル的にも思える人達なので、これからモチベーションにはなるなと思っとります。 そして宣言です。 7月25日に、森山光太郎の第2作目が発売されます。 タイトルは 『漆黒の狼と白亜の姫騎士 英雄讃歌1』 となります。 書影も既にネットに出ており、めちゃくちゃカッコいい仕様になっております。イラストレーターさんは、あの『かがみの孤城』を手がけた人で、作品を見て感動していたら、僕よりも若い方だと知り、二度びっくりしました。 2巻が出せるよう、頑張らねば
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