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夕方6時。Maebashiのとあるレストラン。
ここにはある3人組がいた。Plasma3人衆ではない。
「一昨日、葛西サクラが破れたようだね」
「しかも、私たちを倒した走り屋だと聞いたわよ」
「あいつは赤城最速の雨原に次ぐ実力を持つ走り屋なんやけど、まさか16歳な奴に負けるとはありへんで。これが赤城最速TEAMの実力か!?」
話してるのは、サクラ戦(と言うよりDRIFT走行会前)に大崎を怒らせて簡単に追い抜かれた谷村たちのGroupだ。
黒いツインテールが谷村、金髪セミロングで関西弁なのが堀内、銀髪で髪を後ろに2つ縛っているのが矢沢だ。
3人はこないだサクラが負けたことについて話していた。
「赤城最速TEAMの名を汚しといて、まったくッ! 本当に雨原に次いで2番目に速い走り屋かよッ! ご飯食べたらTEAMを抜ける準備をしようか! 16歳に負けた走り屋のいるTEAMなんて」
「抜けようやッ! こんなTEAMなんか抜けてやろうでッ!」
「賛成だわ」
サクラが負けたことに満足いかず、ついには脱退宣言をした。
ご飯を食べ終えると外へ出て、自分たちのクルマのいる駐車場へでる、
「Stickerをはがそう!」
谷村の愛車・黒いZN6型86に貼られている、上半分が赤く下半分が黒いDUSTWAYのStickerを剥がす。
堀内もV36型SkylineCoupeのSticker、矢沢もGRX130型MarkXをStickerを剥がした。
その剥がしたStickerをバラバラに破いた。
バラバラに破いたStickerを、谷村は86に乗りEngineを掛けて、86のタイヤでStickerをさらにボロボロにした。
「これであたしたちはDUSTWAYから抜けたことになったなッ!」
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