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その日の夕方5時30分ごろ、頂上に雨原とサクラがいた。彼女たちの愛車である青いFD3Sと黒いJZA80も置いてある。
雨原が破れたDUSTWAYのStickerをFDのBonnetに置きながら、2人は話していた。
「これ、なんだけどな。あるMemberがレストランの駐車場で破って捨てたらしい」
この破られたStickerは昨日谷村らのGroupが破って捨てたものだ。
「あたしは思ったんだが、谷村たちが破ったかも知れないぜ」
「――それを見ると、谷村が破ったなとオレも分かる……」
まだ2人は谷村が破ったことは知らないが、直感で破ったと分かる。
「谷村たちはあたしたちが嫌いだからな、TEAMで一番相手にしたくねー奴だ。あたしは破った奴は知らないが、あたしたちに不満のあるという理由からあいつらが破ったとから分かる」
「――しかし……Stickerを破った理由はオレの敗北かもしれないな……それは謝る――」
「いや、お前がBattleで負けたことだけではなく、あたしたちを潰そうとしているから破ったんだ。いつかあいつらは新TEAMを作ってこのDUSTWAYをやっつけようとしてくるな……」
雨原の言うとおり、後に谷村たちは新TEAMを作るのだった。
しかし、サクラの妹2人に撃退されてしまう……。
だが、その話は後のお話で――。
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