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確かに、柳田の走りは誰も追いつくことはできなかったものの、追いつくことのできたのは大崎が始めてなのかも知れない。
Cornerは3つ、4つ、5つも抜けて柳田のDRIFTと大崎のGRIP走行がぶつかり合うが、大崎の方が有利で柳田の後ろを煽っていく。
「速いじゃん。あたしに追いつくことのできたのはお前が初めてじゃんッ! それだけでなく、Powerを必要とするHillClimbで350馬力のお前のワンエイティがあたしの500馬力のZ33に着いていくなんてすごいじゃんよォ!」
着いて行く大崎を褒める。
350馬力のクルマが500馬力のクルマを追い詰めるなんてありえない展開だ。
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