第二話 Mって

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腰骨がすべて見えるまで、スカートが上がった。 「素敵ですよ」 「ありがとうございます」 恥ずかしい。だが、すがすがしい気持ちもあった。 エアコンの風が翳りを揺らしている。 フワフワ、フワフワ、根元から柔らかい刺激が伝わる。 まるで撫でられているようだ。 マスターも風にそよぐ、そこをじっと眺めていた。 「くすぐったいですか?」 「いえ、大丈夫です」 左腕が疲れ。 亜紀は腕でスカートを押さえ。 手を脇腹に回した。
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