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「寒くはないですか?」
「心地良いです」
羞恥心は身体を敏感にして。
ささいな変化を感じ取れた。
亜紀は実際、心地良くなっていた。
そして、耳に届くマスターの声が、
さらに喜びを与えてくれた。
「恥ずかしいですか?」
「ええ、とっても・・・」
「それは、良いことですね」
「はい」
二人は微笑んだ。
「入口のドアは締めてはいません。
人が入ってきたら、スカートを下ろしてくださいね」
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