第二話 Mって

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「寒くはないですか?」 「心地良いです」 羞恥心は身体を敏感にして。 ささいな変化を感じ取れた。 亜紀は実際、心地良くなっていた。 そして、耳に届くマスターの声が、 さらに喜びを与えてくれた。 「恥ずかしいですか?」 「ええ、とっても・・・」 「それは、良いことですね」 「はい」 二人は微笑んだ。 「入口のドアは締めてはいません。  人が入ってきたら、スカートを下ろしてくださいね」
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