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俺の名前は白井悠馬(しらいゆうま)。
今年高校に入学したばかりの16歳だ。
右を見れば山、左を見れば川、前に広がる田や畑。
通り過ぎるはお年寄り・・・
という田舎に住んでいる俺は当然、都会に憧れた。
「高校からは都会に行く!!」
そう決心した俺は、田舎ではありえない名前の学校を受験した。
『ヘンメル学園』
・・・どうだ!!カタカナだぜ!?学園だぜ!!?
なんていう理由だけで受験し、さらに受かってしまったのが運のつき。
全寮制のこの学園、なんというかまぁ、変じ・・・コホン、個性的な生徒が多い。
この物語は、そんな俺のちょっと変わった友人達について語ろうというものである。
どうか生ぬるーーーーーーい目で見てやってほしい。
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