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なんて。
莫迦な事を言い合いながら、やっぱり、ハニーは、僕を『姫』なんて言うあたり。
本当は僕が女の子だったら良いのにと思っているのか? と、思った。
考えれば落ち込むそんな思いを振り払うようにやや乱暴に、ハニーを、船の上に引き上げれば。
ハニーは、装備をすっかり外し、ウェットスーツ一枚になったとたん、甲板で、ごろんと仰向けに寝転がってしまった。
「濡れたまま寝転んで、風に当たれば風邪を引くよ?」
一応、言ってはみるもののすっかり動く気がなくなったらしいハニーに、僕はバスタオルを投げた。
そのタオルは丁度良く、胸の所に落ちたのに、ハニーは、手を伸ばそうともしない。
「どうした、ハニー?
かなり疲れたのか?」
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