記憶の断片

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「そうか、じゃあ...」 キーンコーンカーンコーン 「あ、時間ですね。ではこの情報はまた今度にしましょう」 「...。 分かった。皐月、帰るぞ」 「うん、分かったよ」 教室から出ると、自分の教室へ戻ってきた。 すぐに教師も入ってきた。出席をとり始める。 何の情報をもらえるのか考えてみた。 皐月に関する情報。 それはすなわち俺の記憶に関する事かもしれない。 と、そこまで考えて気が付いた。 皐月と美沙はさっき友達になったばかりだ。ろくな情報も無いのではないだろうか。 ... ......丸め込まれた!? ...くっ! やられたぜ...。流石にレジを打ちながら客とコミュニケーションが取れる店員さんは違うな...。 関係ないか。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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