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「さて、ラナ姉と言う変態が黙った所で、義兄。弁解云々抜きにして何故あぁなったのかの説明をお願いします。」
「ラナを変態と言うな!!」
「貴方もか。貴方も○○馬鹿って類いの人種なのか。とにかく話が進まないんでさっさと話して下さい。」
「………気に喰わないが義弟が折れたと言う事にしておこう。
それで、説明だったな。
お前からこの部屋の鍵を貰った後、俺はラナを出来るだけ抱いていたいと思ったから学園内を歩き回ったんだ。」
「惚気要らないです。本当にさっさと言って下さい。 隠居した義兄のご両親に教えますよ?もしくは貴方のファンのそう言う嗜好の方に。」
「やめろ。俺の何かが壊れる。」
「だからそう言うの良いんで本当に早く説明して下さい一から。貴方達がなんで学園に来たのかとかその辺りから順を追って!!」
ライナードも言ったが、ルークもラナーシャやレギオン同様○○馬鹿を発揮しキリが無いと言うのと、ルークの義弟嫌いにより一向に話が進まない事に、遂に我慢の限界が来たのか腰のロングソードに手を掛けてコメカミをピクピクさせるライナード。
「落ち着け冗談だ。」
一つ言い忘れていたのだが、ルークはまだ全裸だ。
そして正座をしている。
そしてライナードはキレる寸前である。
そんなライナードに対しルークは今、口では落ち着け冗談だ。なんて言ったが、その右手は中指を立てて他の指は握っている、所謂死ねと言う態度を取っている。
「」
無言でライナードがロングソードを抜き、ルークの太股に突き刺したのは仕方の無いことだと思う。
ルークの太股を治療をし、今度こそ理由と言う名の経緯をルークは話し始めた。
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