はじまりの書

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俺は1ヶ月前の3月26日に東京に引っ越ししてきた。 3月に高校を卒業した田舎育ちの俺は憧れであった東京に出たいが為に東京の大学を受験してそして受かりここ東京都西東京市に住むことになった。 1人暮らしというのも考えたが、まぁびびって助けてくれる人がいたらなぁと思いシェアハウスを希望したのだが… ピンポーン 「敵襲ッ!敵襲ッー!!」 いや、敵ではない。 俺がリビングでくつろいで居ると変な格好をした人達3人が各々の部屋から扉を勢いよく開けて出てきた。 俺は無視して玄関に行き扉を開けるとそこには配達のお兄さんが居た。 「あれ、君新しい人?」 お兄さんは俺を見て言った。 この人はここに何回か配達に来てるのだと分かった。 届け物は『山田幸伸』と俺宛の物だった。 サインをして届け人を見ると親からだった。 「ユキノブ敵は?」 「敵じゃないですよ!俺宛の荷物が来たんですよ。」 俺は3人とあまり関わらないよう自分の部屋に行いった。 3人はリビングに集まったのだろう、話し声が微かに聞こえた。
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