刃を向けられた姫
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「美加、まつりごとに口出しするな、と幾度と申したはずだが。」 冷酷な声であった。 おそろしいほどにーー 「はい、存じております。 まつりごとではなく、あなた様の命に関して申し上げております。」 美加は刀を向けられたまま答えた。 「生意気な小娘は嫌いだ。」
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