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急いで準備を整え
スタジオに到着すると
もう既にマシロは来ていて
ロケの準備を
はじめていた
専門学校で
優秀だったらしく
なんも知らねー新人よりは
よっぽど使えるやつだ
と、実は思っている
言わねーけど。
「おいっす」
「あ、おはようございます!
昨日は、ごちそうさまでした」
「あ?
あ~・・
あんま、覚えてね~けど」
「そうっすよ
マンションまで連れてくの
めちゃめちゃ
大変だったんすから
も~ちょっと
酒強くなってもらえません?」
「文句あんのか?あぁ?」
「い、いえ
ありません
なんも、ありません
つーか
酔わなくなるのも
・・・あれなんで」
「てっめー」
「あ~~準備準備
準備しないとっと・・」
あいつ・・・
ユウヤは
憎めないやつで
実は頭がいい
人当たりも良く
クライアントや
モデルにも人気がある
その場の空気を
読むのもうまい
けど
あっちの方が・・・
軽すぎんだ
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