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****ある日の朝****
ん・・・・
目覚めると
手の届くところに
ユウ。
ユウヤは
裸で寝ることはなくなり
薄着だが
何かを着て寝るようになった
「・・ん・・・」
まどろむ朝に
ユウヤに触れる瞬間が
幸せだ
目覚めの悪いユウヤは
いつも
なかなか目を開けられなくて
目を閉じたまま
俺を探す
手だけで
俺を見つけると
「・・みしまさ・・」
そう言って
俺にすがりつく
俺が
いつも甘えていたのに
付き合うようになると
なぜか
ユウヤは俺に
甘えるようになった
セックスの時だけ
立場は逆転するが
それはそれで
心地よかった
「・・んん・・・」
目を閉じたまま
ユウヤが
俺の髭に
頬をすりよせ
満足そうな顔を見せると
俺は
たまらず
ユウヤに
キスをする
「・・しまさ・・もっと・・」
「どした?」
「いいから・・もっとして」
まだ目を開けない
ユウヤの舌に
舌を重ねると
ユウヤは
とろけるような目で
俺を見つめた
おい
そんな目で見るなよ
今日は
大事な仕事で
遅刻できねーんだ
・・・おしまい・・・・
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