越えられない一線

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カタカタと仕事をしながらさっきの女性が気になった。 神野穂香…さん。 何の用だろ。 「遥、 俺、今日接待。」 突然耳元で囁かれた。 少し耳に唇が触れたんじゃないかと思う位、振り向いたら顔が近くにあった。 「ビックリするじゃないですか、」 顔が赤くなってるの間違いないな。 「遅くなるから鍵閉めとけよ。 今日は行けないから。」 「あっ…うん。」 今日は来ないんだ…。
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