第一章

4/10
前へ
/14ページ
次へ
木の上にいるのでハッキリとは見えないがツンツン頭の右手の甲に「D」のタトゥーが見えた。 (あの人、強いのかなぁー) 夢羽はツンツン頭に声をかけてみることにした。 「キミのタトゥー素敵だね!」 ツンツン頭はいきなり話しかけられたことに少し驚いた様子で淡々と答えた。 「だったらなんだ?」 夢羽はスタッと木から飛び降り話を再開した。 「何の能力なのー?強い?弱い?良かったら戦ってみないー!?」 質問責めにウンザリしたのかツンツン頭は軽くため息をつくとこう言った。 「なんで戦わなくちゃなんねーんだ。そもそもお前は誰なんだ?」
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加