15人が本棚に入れています
本棚に追加
さっそく僕の車に乗り込む。
「これ、鍵ね。じゃあ、朝陽、運転よろしくな」
僕は鍵を渡すと助手席に座った。
「おうよ!…でも、自分の車じゃねえから、ブツけちゃったらごめんな!」
だははは!と笑う朝陽を見て僕は鍵を渡したことに少し後悔した。
「気をつけろよ…。お願いだから、無茶はやめてくれよ」
呆れて言う僕に、朝陽は笑いかけながら言った。
「なあ、楽しいな!初めての枢とドライブだし、二人っきりだし」
「どうしたんだよ、いきなり。酒でも入ってるのか?」
最初のコメントを投稿しよう!