異世界到着!

8/9
3093人が本棚に入れています
本棚に追加
/210ページ
「えっ!龍!?でも、人間にしか見えない…」 「なら【擬人化・解除】」 すると神羅の身体は変化していき、元の龍になった。ただし、大きさは十分の一程の一五メートル程だが。 「本当に…龍…」 「龍だ!カッコいい!」 アリアは呆然としており、女の子は神羅の龍の姿を見て何故かはしゃいでいた。 「だろ?」 「ええ、驚きました」 「で、これからどうするんだ?ここはさっきも言ったが人間は一人しかいない、無人島と同じだぞ」 「その人は何処にいますか?」 「今もここで見ているが?」 「えっ!?ど、何処に!?」 「奏、出てきてもいいぞ」 「んー、了解」 奏は人の姿に戻ってからアリアの前に出た。 「貴女がこの島唯一の人間かしら?」 「ええ、そうよ」 「貴女のところに居候させてもらえないかしら?」 「お互いに素性も何も知らないのに?」 「御免なさい、では自己紹介をさせて貰うわね。私はアリア=クリラル、こちらのウリエ=ダークに使えているメイドです」 と、アリアは自己紹介をした。
/210ページ

最初のコメントを投稿しよう!