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「えっ!龍!?でも、人間にしか見えない…」
「なら【擬人化・解除】」
すると神羅の身体は変化していき、元の龍になった。ただし、大きさは十分の一程の一五メートル程だが。
「本当に…龍…」
「龍だ!カッコいい!」
アリアは呆然としており、女の子は神羅の龍の姿を見て何故かはしゃいでいた。
「だろ?」
「ええ、驚きました」
「で、これからどうするんだ?ここはさっきも言ったが人間は一人しかいない、無人島と同じだぞ」
「その人は何処にいますか?」
「今もここで見ているが?」
「えっ!?ど、何処に!?」
「奏、出てきてもいいぞ」
「んー、了解」
奏は人の姿に戻ってからアリアの前に出た。
「貴女がこの島唯一の人間かしら?」
「ええ、そうよ」
「貴女のところに居候させてもらえないかしら?」
「お互いに素性も何も知らないのに?」
「御免なさい、では自己紹介をさせて貰うわね。私はアリア=クリラル、こちらのウリエ=ダークに使えているメイドです」
と、アリアは自己紹介をした。
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