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「それじゃあ私達も、私は奏=神羅」
「俺は真=神羅」
「私は葵=天笠よ」
葵も草むらから出てきて自己紹介をした。
「えっ!?姓が一緒!?でも人間と龍が!?」
アリアは色々と混乱してしまった。
「まぁ、色々とあってな……で、どうするんだ?お前らは」
「えっと……どうしましょうか…」
「人間の大陸に戻るか?」
「今はそれは無理です。お嬢様が下手したら又狙われてしまいます」
「ならばどうするんだ?」
「カナデさん、もう一度言わせて貰います。貴女の家に居候させて下さい」
「お兄ちゃんも一緒だけれどもいいの?」
「ええ、彼は大丈夫そうなので」
「お兄ちゃん!お兄ちゃんはそれでいい?」
「俺はそれでも大丈夫」
「それじゃあよろしくねアリアさん」
「ええ、お願いします。それと私の事は呼び捨てで構いません」
「分かった。よろしく、アリア」
「はい」
神羅家に居候が二人入った。
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